昔ながらの方法で
令和7年11月26日に先月収穫した稲の脱穀・籾すりを行いました。
今回使用したのは足踏み脱穀機とクリーントーミです。足踏み脱穀機は金具のついた円筒とそれを回転させる足踏み板で構成されています。板をリズム良く踏むことで円筒が回転し、金具で籾を絡み取る仕組みになっています。籾が周囲に飛ばないようにビニールシートやすだれで機械を覆いました。脱穀した籾の量は30㎏の米袋が2袋分。板を踏むのが相当重く、翌日は脚の筋肉痛と腰痛に悩まされました…

脱穀すると籾だけでなく稲わらや籾殻も多く混じります。次に活躍するのがクリーントーミです。ハンドルを回して風を起こし、稲わらやもみ殻を奥の吐き出し口から出す仕組みになります。投入する籾の量は限られているので数回に分けてやっていきます。ハンドルを回し続けるのも一苦労でした。

稲わらやもみ殻を取り除いた種籾は籾すりを行い、玄米や白米になります。今回は近所の精米機に任せました。収穫できた米の収量は25㎏でした。脱穀した種籾からは大体2分の1と言ったところでしょうか。ちょっと寂しい気分になりました。
「必要は発明の母」ということわざがあります。意味は人々が何かを必要としている時、その必要性が新しいアイデアや発明品を生むきっかけになることを示します。例えば「脱穀という作業が大変で不便だ」と感じた時にその解決策がコンバインという発明品になった訳です。やはり機械は偉大です。
今年も残り1ヶ月。朝はすっかり冷え、水田には霜が降り始めました。本格的な冬もすぐそこです。農閑期に入り農業開発室での業務のみならず、他部署の測量業務もさせていただいています。来春が待ち遠しいです。