大型特殊免許研修
令和7年10月14日~17日に長野県農業大学校研修部(小諸市)にて大型特殊免許(農耕車限定)研修に参加しました。3日間の研修と1日の試験の計4日間の日程でした。
3日間の研修で、実技ではトラクターの基本操作・走行練習、講習では道路走行注意事項・農作業安全について学びました。
トラクターの走行練習で2つのコースを練習し、試験では試験官がくじ引きで選ばれたコースを走ります。両コースともに模擬試験を含めて5回練習しました。試験で重要なポイントとしては安全で円滑な運転、メリハリ(速度の意識)のある運転、四隅、タイミングの確認を行うことを中心に練習に励みました。特にタイミング(ウインカー→3秒待つ→目視)と四隅の確認は試験官が容認できるようにはっきりと行うことを心掛けました。
試験の合格基準は100点からの減点方式で70点以上で合格となります。四隅の確認不備・巻き込み確認不備等では5点減点、接輪・脱輪では20点減点、信号無視は試験中止と様々な減点項目があります。
試験日当日は前日の雨の影響で試験場では水たまりはありましたが、円滑に試験は進みました。私は3番目でしたが適度な緊張感をもって試験に臨むことができました。試験は無事に合格し、後日警察署で新たに免許証の交付を受けることになりました。試験では対向車や歩行者等はいませんが、実際は対向車や歩行者は勿論、追い抜きの車や自転車といったあらゆる場面が想定されます。今回の研修を糧にして大型特殊の安全運転に努めてまいります。
また、今回の試験で大型特殊の公道での運転はできるようになりましたが、田起こしや代掻きといった実践操作はまだできないため、研修や先輩社員から学んで習得していきたいと思います。