農業ブログ
稲刈りに向けて
令和7年10月19日に自然農米講座7回目の研修を千葉県君津市で受講しました。。
今回はオダ足の準備(竹の切出し、加工)を行いました。オダ足とは、はさ(稲架)掛けするための足や竿のことを言います。事前に許可を頂いた三舟山の竹やぶで竹の伐採を行いました。
竹の伐採では鋸(ノコ)を用いて作業を行います。竹に2ヶ所の切り込みを入れて伐採しますが、始めに竹の倒れそうな方向を見計らって直径の1/3くらい切り込みを入れます。そして切り込みの反対側から再び鋸を入れ、倒伏するまで切り込みを入れていきます。竹は参加者全員で協力して持ち運びました。
倒伏した竹は次に鉈(ナタ)を使って枝打ちを行います。鉈は重厚な刃を持ち、包丁のような見た目をしています。枝の下側から鉈の刃で切り込みを入れ、上側から鉈の背で枝を叩きます。上手にできると表皮を剥がさず、枝が綺麗に取れます。加工した竹の本数は足用(2.5m)が40本、竿用(4m)が10本です。
千葉の水田の状況です。水田に来たのは2ヶ月ぶりですが稲穂が黄金色に色付き始めています。来月の研修で稲刈りなので楽しみです。